裁判・司法とシネマ(7)「アラバマ物語」「アラバマ物語」(原題: To Kill a Mockingbird)は、1962年に公開された映画です。主演はグレゴリー・ペック。あの「ローマの休日」でオードリー・ヘプバーンの恋の相手役を演じた名優です。グレゴリー・ペックの演じた「アラバマ物語」の主人公の弁護士アティカスは、アメリカ映画協会が選んだ「アメリカ映画100年のヒーローと悪役ベスト100」でヒーロー部門第1位を獲得しています。 「アラバマ物語」の舞台は、1930年代のアメリカ南部の田舎の町。そこで起きた白人女性への暴行事件の犯人として逮捕された黒人男性トムの弁護を判事からのたっての頼みで受任します。 陪審員は全員が白人という逆境の中、アティカスは次々と検察官の立証を崩し、事件の真相を明らかにします。そして、くだされた評決は・・・・。 文責 一由 |