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ペキニーズ 2013年4月

 自宅でペキニーズという犬を飼っています。
ペキニーズは、中国原産の犬で、中国の歴代王朝で飼われていた門外不出の皇帝犬でした。シーズーやパグに似ていますが、鼻が低く顔がぺちゃんこであり、毛が長く首回りはライオンのようなフサフサナ毛に覆われています。
皇帝に飼われていただけあって、性格は頑固、気まぐれかつマイペースで、猫のような性格であり、犬の中で一番犬らしくないと言われています。また、勇敢かつ大胆で自尊心の高さが伺え、愛玩犬ですが抱かれることを好みません。

物思いにふけるけまり

 しかし、上記はペキニーズの一般的な説明であり、けまり(自宅で飼っているペキニーズの名前)はだいぶ違います。
 ドッグランなど沢山の犬がいるところに入れると、尻尾を垂らして隅の方に隠れてしまいます。そして、緊張のあまりヨダレをダラダラと垂らし続けます。
 また寂しがり屋で、飼い主の気を引くため、ボールを戸棚の下の隙間にわざと足で押し入れ、「取って取って!」というようにワンワンと吠えます。私達が取ってあげるのをいいことに、ボールが入っていないのに戸棚の下を覗き込んで吠えています。
 また、多少ずる賢く、家の中のコードを噛むと怒られるので、おもちゃをわざわざコードの近くに持って来て、おもちゃと戯れるふりをしながらコードをかじります。そのとき、飼い主の方を横目でチラッチラッと見ています。
 鼻が短いので、いつもグーグーいびきをかきながら寝ています。
 このように、とても愛嬌があります。

 ちなみに、偶然ながら、武田所長もペキニーズを飼っています。

(文責:江口)