ジョギングのこと
学校を卒業して運動をすることがなくなり体が鈍ってきたので、時々運動をしたくなりました。いくつかのスポーツについて考えた末、ジョギングをすることにしました。
ジョギングの良い点の第1はとにかくお手軽にできるということです。スニーカーさえあれば他にとくに用意は必要ありません。ハードに走るのでなければそれほど時間もかかりません。予約やも不要です。走り出した後「今日はどうも気分が乗らないな」と思ったら予定していたコースを短縮したり、ただの散歩をして帰ってくることもできます。
ジョギングの良い点の第2は走っているとその時々の季節を感じることができ、また街の風景をじっくり見ることができるということです。
当然ですが夏の天気の良い日に走れば暑く、冬に走れば寒いです(真冬は道路が凍っていて走りにくいのであまり走りません)。しかし春先に河原を走れば、草が少しずつ芽を出していることがわかりますし、秋の夕方に走れば秋の爽やかな風を全身に感じることができます。
また住宅街をゆっくり走っていると、車で移動しているときには気づかなかったお店を発見することがあり、楽しいです。
もう一つジョギングの良い点を挙げるとすれば、走っていると自分についての発見があるということでしょうか。
最近疲れていて走るのが面倒だなと思いながら走りしても、結局わりと調子よく完走ことができ、実は元気だったとわかることがあります。
とくになにも考えずに走りだしたつもりでも、途中からずっと懸案事項について考えだし、自分が結構悩んでいるんだとわかることもあります。
走っているとどこか客観的に自分を見ることができ、なにかしら発見があるように思うのです。
最近は秋が感じられる気候になりましたので、今週末も天気が良ければ走ろうと思っています。
(文責:山崎典久)
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