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会社や事業が不安になったとき

震災,円高,生産の海外移転などによって長い不況が続いています。長期的にも短期的にも,事業経営は難しい局面に立たされています。
 こういう時代には,少し大げさですが背水の陣を敷いて戦略を練る必要があります。いよいよとなったときには,このような打つ手があることを知識として持つと,ゆとりを持ってどうすればよいかを考えることができます。

 まず,不安を感じた時点でなるべく早く法律事務所に相談して下さい。弁護士が一緒に経営分析をしたうえで,資金繰りを含めて当面の対処策を助言します。
 必要な場合は,金融機関とのリスケジュールの交渉,債権者との支払猶予の交渉等も行います。これを任意整理といいます。

 奏功しない場合は民事再生手続を使うことができます。この手続は,裁判所に申立てし,選任された監督員の監督のもとで,まず大幅な債務のカットをお願いし,残りの債務を3年以内に分割で弁済してゆくというものです。もちろん一定の債権者の賛成が条件にはなりますが,経営者のまま事業を続け,再生計画を遂行することができます。また,文字どおり「再生」するのは安易なことではありませんが,優良な事業部門があったり,支援してくれる企業があれば成功する可能性があります。

 「経営が立ち行かなくなったら破産」というのは,早すぎる考えで,取引先や従業員に迷惑をかけない,又は迷惑を少なくするためにも,早い段階で弁護士に相談して下さい。