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バイキング 2010年12月

私は、遊園地にある絶叫系マシンが大好きです。小さい頃から親や親戚の叔父さんに連れて行ってもらい、周りの大人が「キャーキャー」騒いでいるのを尻目にジェットコースターに兄と乗って「ケタケタ」と笑っていたと親から聞いています。

 最近も、大好きな富士急ハイランドへ行きました。中でも「フジヤマ」、「ドドンパ」、「ええじゃないか」は何度乗っても笑いが止まりません。
 特に、「ええじゃないか」は世界一の回転数をほこり、「走行中、“座席が前後方向に回転する”、“ループして大宙返り”、“ひねりが入って回転する”という3種の回転要素により、かつてないスリルと開放感を楽しめる!おまけに足はブラブラなので踏ん張りもきかず、宇宙空間に放り出されたような不思議な感覚が体中を突っ走ります」(注:富士急ハイランド説明)とは、日常では味わえない快感そのものです。

 先日、NHKの番組で、人間の体の中には非日常を体感するとドーパミンという物質が脳内に出て、これが麻薬と同じような作用をもたらし、人を絶叫系マシンの虜にするのだとか・・・。
 4G~6Gという非日常の重力が、脳内に適度なドーパミンを出し、快感に変えるとか・・・。
 文系の私には、科学的にどうなのかはよく分かりませんが、とにかく、これを書いている今も思い出すとニヤニヤしてしまいます(笑)。
 一時期、フジヤマやドドンパは世界最高、世界最速としてギネスに載っていましたが、現在は世界中に競い合うように絶叫系のマシンがあるそうです。
 先月の平成22年11月4日にも、アラブ首長国連邦アブダビにスタートから4秒で最高速度240㎞の世界最速コースター(名称:フォーミュラ・ロサ)ができたんですって!?
生きているうちに一度は乗ってみたいものです。

 さて。私には、5歳の甥っ子と3歳の姪っ子がいます。2人ともやんちゃで遊び盛り。私と会えば、「バイキングやって~」、「高い高いやって~」とせがまれます。
 「順番だぞ~。」と言って、バイキング(※遊園地にある海賊船。ブランコのようにグルグル振り子のように揺れる乗り物。)をやってあげると、2人とも私の小さい頃のようにケタケタ笑い、楽しんでくれます。もちろん翌日の私は、両足が激しい筋肉痛に襲われますが、チビ君たちはそんなこともお構いなしです。
 ・・・でも、喜ばれるとついやってあげてしまうのです。
 このチビ君達が大きくなると、世界にはもっともっとすごい絶叫マシンが登場するのだろうなと想像を膨らませてしまいます。
 「おじさんバイキング」も飽きられないように改良を重ねようと思う今日この頃です。

(文責:宮下)

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